「折箱」の概要|豊かな生活をサポート!紫外線カット剤などの販売

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折箱概要


  折箱の起源
 今より、約1350年程前(西暦600頃)、聖徳太子が当時の「随の国」より、
各種の文化を輸入された際に、朝廷に献上物を載せるにあたり、使用された台敷が
今日の折箱の発祥といわれています。 
 その台物の形態を採り入れ、奈良朝時代から室町時代へと時の推移に依り、
多少の変化が加えられました。
 神道では「折敷」・「高杯」・「八足台」・「三方」等と扇子、白絹を盛る盛物台、 
反物台等と各種の台物が用いられ,さらには仏教で盛物台、御礼箱護摩符等
としても活用されていました。

 杉屋根板を使用した「割折箱」や、裁樅の木で作った「樅折箱」等の都会地の
一部では、室町時代の末期にすでに用いられはじめたといいます。また、一説には,
 この頃に寺院で春秋の彼岸で木目の細かい素性の良い樅を薄く削ってお経を
書くのに用いたため、今日の折箱材料を経木と称すようになったといわれています。
    明治初期に鉄道が開設され、日本の各駅で販売されるようになった汽車弁当は、
清潔を好む国民性と適合し、さらにその用途は広がっていきました。また折箱の素材も
時代とともに変化し、木目調に限らず、地球環境に優しいエコロジー感覚を重視した
素材もあらたに開発されています。

折箱と環境
 折箱に使用する木材は、木材・製紙原料のチップの総量の0.1%以下であり、製品の
特性を活かすため、最小限の木材を使用しています。
 さらに建築材を取り残った後の木材や、間伐材を加工し、使用することで、リサイクル
の役割をも果たしているといえます。

 地球のエコロジー問題の対象になっている、熱帯雨林の自然保護の対象木材の使用は
皆無に近いといえます。
 また現在、環境保護林と産業林とは区別されており、森林を無作為に伐採する事は
ありません。
 現在、折箱の材料で主流になっているファルカタ材は、伐採を目的とした計画植林を
行っており、森林の減少につながることはありません。

折箱の特長
 一番の特長は、食品の鮮度保持力です。もちろん、他の密閉型容器に比べてのことで、
真夏の炎天下で何日でも食品が腐らないなどと言う事ではありません。
 様々な密閉型食品容器に比べ、腐敗が始まるまでの時間が相当長いという特長を持っています。

 なぜ、折箱にはそういう特長があるのでしょうか?理由は2つあります。

 その一つは、木が持っている成分です。
 ヒノキのお風呂に代表されるように、木材は非常に長持ちします。これは、木が自身の
傷等を修復する能力を持っているためなのです。化粧品等によく使われる「ヒノキチオール」
などが、その能力を作り出しています。 木自身だけでなく、中に入れた食品にまで、その効果は
発揮されているのです。
 もう一つの理由は、木が呼吸をしていることです。容器の内部に湿気を溜めず、
適度に放出するため腐敗が遅れるのです。

 大昔から折箱が食品容器として使用されてきたのは、石油化学製品等の他の素材がなかった事も
あるでしょうが、先人たちが経験的に木の特長を知っていたからかもしれません。

 有限会社田中折箱店は、これからも折箱の特長を生かした製品の開発に努めてまいります。


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