朝日新聞、5月11日関東版夕刊、5月12日関西版夕刊
「ほっとマーク」コーナー(丸写しです)

ネット商店は「工夫と熱意」

私は日本人である。だから判官
びいきである。ゆえに、このホー
ムページが好きだ。
この三段論法は論理的に正しい
かどうかは別として、挑戦するベ
ンチャーって、ほんと、いいなぁ。
香川県の田中さんは「インター
ネットの限りない可能性」という
セミナーに出席し、それを機会
に、ネット通販を決意した。1999
年9月のことだ。講師はほかなら
ぬこのワタシだった。
それからが早かった。独学でホ
ームページを作成して、瞬く間に
サイトを立ち上げた(www.rak
uten.co.jp/k-support)。家業
を有限会社田中折箱店として態勢
を整えた。店での取り扱い製品だ
けでは、品ぞろえがさびしいと見
てとるや「何も自分ひとりでやる
こと、ないんすよねぇ」と言って、
同じ観音寺市の仲間の商品を掲載
し始めた。共同購入とかオークシ
ョンとか話題のテクニックは即、
導入。とにかく研究熱心なのだ。
名物さぬきうどんの足踏みの写
真。ご当地名物、手焼きえびせん
べいの丁寧な紹介。田中さんの熱
意が画面からあふれるようで、つ
いつい注文してしまう。
創意工夫と熱意があれば、イン
ターネットは、小さな会社にも、
新しい会社にも、無限の可能性を
与えてくれる。そんなネットの原
点を思い出させてくれる、すがす
がしいページです。田中さん、そ
して全国のベンチャーたち、頑張
って!

経営コンサルタント
斎藤聖美氏:筆

あまりにも褒め過ぎのような気がしますが、
頑張っているのを認めてくださる方もいらっしゃるんだと
ものすごい励みになりました。
これからも頑張ります!

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